時間もあるし、ということで図書館で借りて読んでみたところ、無性にいい!
感覚で、昔より情景が浮かぶし、意味がつかみやすい気がする。でもこれ、自分に知識がついたというより、昔ほど言葉の意味とかに頓着せず、自分の経験とかをフィードバックして補いつつ読んでるのかも。
つまり、本当の意味を掴んではないのかも。昔はそれが怖くて「ちゃんと読まなきゃ!」と疲れてたけど、今はそこに重きを置かない。いいなと思っても特に調べないし、あんまりだなと思ったらすぐ飛ばす。
読めれる本は限られてるんだから、いいと思うものをできるだけ読んでいきたい。もう、全部を読み切るのは諦めた。
こう思うまで27年かかった。
以下、いいなと思った詩。
・レモン哀歌 せめて安らかに
・雨ニモマケズ
・永訣の朝 上と同様、人間の善が見える。
・一個の人間 武者小路っぽい
・竹(萩原朔太郎) 上→下→広がり の変化
・小景異情(その二) 帰ったら幻滅するしね
・雪(三好達治) 叙述トリックぽくてハッとした
・歌(中野重治) ロック!!
・山のあなた 昔から好き。「三月七日」っていうラノベきっかけ。
特に「歌」がいい。クソロックな歌詞。ラノベとか小説のプロローグそのままでもいい感じ。
詩も楽しめるのが分かって自分の中が広がった感じがする。また読むものが増えちゃったってしんどさも感じる。
まだまだ無職期間を楽しみたい。