単位の多くは人名が語源
どうもヨコヤマです。
今回は「単位」の語源となった人物とその逸話をご紹介していきたいと思います。
「ニュートン(N)」アイザック・ニュートンは猫好き
その名の通り万有飲料を発見したアイザック・ニュートンが語源。
1ニュートンは質量1キログラムの物体に毎秒1メートルの加速度を加える力です。
ニュートンは猫好きでした。
当時のイギリスでは猫を飼うという習慣がなかったのですが、よほど猫好きだったのかニュートンは研究所に住み着いた猫を餌付けしていたみたいです。
特に驚きなのが猫が扉を出入りできるように「キャットフラップ」を発明したのがニュートンだとか!
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割と最近できたものだと思っていたのでびっくりです。
「キュリー(Ci)」キュリー夫人はスキャンダラス
物理学者夫妻であるピエール・キュリーとマリー・キュリーが語源。
キュリー夫人の方が通りはいいでしょうか。
Ci(キュリー)は放射性物質の単位として使われています。
こちらの語源の一人となったキュリー夫人。
なんと不倫がスキャンダルとなって世間を騒がせてしまいます。
夫のピエール・キュリーが馬車に轢かれて亡くなってしまったのがキュリー夫人38歳の時。
未亡人となったわけですが、その後教え子の一人に心奪われてしまいます。
その名もポール・ランジュバン。頭脳明晰でイケメンという良物件。
しかし惜しいかな。一つ問題がありました。
それは妻子がいたこと!
それでもめげずに二人は愛し合いますが、キュリー夫人がノーベル賞を受賞する直前にポールの妻がキュリー夫人に復讐します。
なんと手紙で二人が浮気していることをマスコミにリークしてしまったのです。
世間は大騒ぎ。そんなわけでキュリー夫人のノーベル賞受賞も危うく流れてしまうところでした。
今も昔も不倫は怖いということで。
「パスカル(Pa)」虫歯のおかげで閃いた?
「人間は考える葦である」という名言で有名なブレーズ・パスカルが語源。
1Pa(パスカル)は1平方メートルに1ニュートンの力が作用するときの圧力です。
このパスカル。哲学者、自然哲学者、物理学者、思想家、数学者、キリスト教神学者、発明家、実業家という数多くの顔を持っており知力チートと呼ぶべき人物。
子どもの頃から大人に混ざって議論したり、16歳の時に『円錐曲線試論』という何やら難しそうな本も出版。ほんとにすごいですね。
で、こちらのパスカル。一つ悩みがありました。
それが虫歯。
息を吸うだけで痛むほど酷く、それを神への信仰心で耐える毎日(神学者でもあるので)。
しかしある時信仰心ではどうしようもないほどの痛みに襲われました。
自分が生まれてきたことを後悔するほどの痛みに対処するために行った方法が、
「数学問題を解こう!」
これマジですよ?
当時未解決問題であった曲線の面積と重心に関する問題に没頭している内に、サイクロイドという理論を確立したそうです。
数学って凄いなーという感想もありますが、僕が一番に思ったことは
「問題解いた後も虫歯はあるんだから解決になってなくない!?」
です。ほんと、どうしたんでしょう。結局抜いたのかな?
病弱だったと語られるパスカルですが、もしかしたら虫歯によるバイキンによるものだったのかも。
真相は闇の中です。
以上。少ないですが3つの単位をご紹介しました。
今後も面白い逸話が見つかったら随時増やしていきたいと思います。
ではでは、読んでいただきありがとうございました!
ヨコヤマでした。またよろしくおねがいします。