今思い返せばせどり沼に落ちていた自分ですが、そのときは未来への明るい展望しか見えていませんでした。
今回は駄目だったけど一発逆転ができるほどのなにか裏技があるはず、マンツーマンのセミナーで懲りていたらいいものを、ネットで色々と調べ始めました。
そこで出会ったのがあるせどり塾。紹介では、年商ウン億をせどりで稼いでる、みんなできるはずの方法を特別に教えます! という見るからに怪しいもの(今見ると)
でも当時の自分は「これぞ僕が求めていたものだ!」と飛びつき、塾に入会。実に20万円! もの講義料に加え、出品している商品の料金変更や出品が楽になるソフトの使用量月々5000円を払うことにしました。
いざすべての講義を受けてソフトも使用し、これでバラ色の人生が! と思ったのもつかの間、なぜかせどりに行くのも嫌になってしまい長い間せどりに行かなくなってしまいました。
理由として、
1,単純にしんどい
仕事を終えてからとか休日にわざわざ店舗に行き、バーコードリーダーとスマホを手にピッピッピッピと値段を読み込み、店員に不審な目で見られながら商品を探し、レジで価格交渉して・・・の繰り返しは単純にしんどかった。
あと、買って終わりならいいけど、帰宅してからも出荷作業でバーコードリーダーで商品をパソコンに登録して、間違えないように値段を打ち込んで、間違えないように商品のシールを貼って、amazonに送るダンボールの大きさを測って打ち込んで、郵便業者を呼ぶ時間を決めて・・・。
しんどいわ!! 面倒くさい!! 疲れるわ!!
2,お金をかけた分結果を出さなきゃいけないプレッシャー
自分の人生でかなりのランキング上位を占める買い物となったセミナーと講義料とがプレッシャーとなり、行動して結果を出さなきゃ僕は馬鹿だ、という観念に囚われ、
じゃあ行動しないで結果を出さなきゃ僕が馬鹿かわからないじゃん、という一番バカな考えにたどり着き、全然せどりに向かえなくなってしまった。まさに金ドブ。
3,所詮転売という考えがあった
せどりとそれっぽく言っても結局は転売ビジネス。世間からは嫌われてるし、他人に何をしているのか伝えたくないなという思いがあった。
もしもうまく言ったとしても、「転売ビジネスで生活しています!」と自分は言いたいのか、言えるのかと考えると、あんまり言いたくないなという結論になってしまった。
これらのことからせどりに対して意欲とか希望を見いだせなくなって、結果せどりには行かない、けど月々の支払いはある、というThe金ドブの有様になってしまいました。
一つ言えるのは、本当にセミナーや講義どおりにしたら儲けることはできるということです。
でも相当な努力が必要です。僕にはどの努力をする根気がありませんでした。
そして無駄にお金を払い続けること1年ほど。今回職場を退職することを期に無駄をなくそうと決心し、講義で買ったソフトを解約。
晴れてせどりから卒業することができました!!
・・・でも、ブログを始めて「はてなブログproってのがあるんだ」と興味を持ってしまったのは、金ドブかな? またおんなじ道に行こうとしてるのかな?
そうならないように更新がんばります。まだ誰にも見てもらえないけどね!