ネットで儲けたい。でもあんまり頑張りたくない。はぁー、楽したい。
そんな気持ちにピッタシの本が目に留まりました。
「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる
うわー理想通り! これがワシのバイブルや! とすぐ飛びついて読んでたところ。
結論。そんなにうまくいかないよね。でも、自分の問題点と意識改善に役立ったかも。
まず本書では、儲けるのを目的にするな! と書いています。
好きなことをブログに継続して書いていくことで周りからその道に詳しい人だと認識され、その結果色々仕事にできるよ、結果お金が入ってくるよというのが要約。
この儲けるのを目的にするな!というのは、儲けるのを目的にするにはリターン(広告収入)が手に入るまで時間がかかるし、しんどい。お金が入らないからやる気もなくなって辞めちゃう。
だから儲けるのを目的にするとすぐ辞めちゃうから、それは駄目だと書いている。
でも、自分の「好き」なことを書くのを楽しめるでしょ? 楽しいことなら儲けがなくてもできるでしょ? それで収入がなくても「ま、いっか。好きなことだし」で取り組めるでしょ?
だから好きなことを書いていきなさい。時間はかかるけど適切に書いていたら仕事に繋げられるようになるよ。ってな感じ。
この儲けを意識して始めるとやる気がなくなるのはすごくよく分かる。自分も「せどり」という転売ビジネスで一旗上げてやろう! とチャレンジしたことがあるんだけど、この目的もお金。儲けを目的にしちゃってる。
せどりもブログと同様で、リターンが入るまで何回も試行錯誤が必要となる。
この店舗はけっこうせどれる(利益がとれる商品を仕入れられる)、ここは駄目、電脳せどり(ネット通販で仕入れた商品をヤフオクとかamazonで売ること。ネットで仕入れてるから電脳)に手を出してみようか、プレミア価格が下がっちゃって利益が出ない・・・。
これが結構疲れちゃって、ここで「俺は絶対儲けるんだ!」と踏ん張れなかったのが僕の弱さ。
プラス「好きでもないことだからやる気がでなかった」
好きな本屋巡りだったら目的がなくても休日を使って行っちゃうのに、お金を得られるせどりにはどうしても行くことができない。
なぜなら、好きじゃないから。行動できない。頑張れない。
でもブログで好きなことを書くのはどうか。好きなことだから書ける。そして書くために調べたりチャレンジする。そうするとどんどん好きなことに詳しくなっていく。
その好きなことを好きな人が周りに集まってくる。ブログが読まれる。調べる。詳しくなる。人が集まってくる。
それを繰り返すとその分野に詳しい人というレッテルが自分に貼り付けられる。自分が商品となる。自分がブランドとなる。
そうするとそれが仕事につながる。
いいなぁ、理想論っぽいけど、頑張ってみようかなぁ。
あと、とにかくブログに対するハードルを下げろ! というのも書かれている。
量より質より更新数! 更新数を稼ぐにはペッペロペーと書けなきゃいけない。気楽にね。
だから気楽を引き出すために、ブログへのハードルを下げる。数行でもいい、とくに内容がなくてもいい。ただ、毎日更新することだけを目標とする。
そうして更新を続けていると、ブログ筋が発達していい記事が書けるようになっていく。速さ、量、質が徐々に上がっていく。
次第にいいブログになっていくから、そのブログ筋を鍛えるための最適な手段が「更新数」ということらしい。更新数を稼ぐために、ブログに対するハードルを下げる。
この本を読むまでは「いい記事書かなきゃ誰も見てくれない・・・。誰かに見てもらうならいい記事書かなきゃいけない・・・」って一人で気負ってたけど、
そもそも初めっからいい記事書く能力なんて当然ないし、初めっから記事を読んでくれる誰かなんていない。
だからそのいつか読んでくれる誰かのために、クソみたいな記事を書いていいんだって気が楽になった。
いい記事を書くためだしね。クソを羅列する言い訳ができた。
他にもタイトルに検索に引っかかりやすい文言を入れようとかの技術的なこと、勉強会とか書籍化とかメルマガとか読者の拡大方法とか、お金に対する価値観を変えようとか(ここはちょっと怖かった。スピリチュアルな感があって苦手)書いてあったけど、今の自分には必要ないかと思うから略します。
あと試したいのは、本書で紹介されていた書評ブログの方がしていること。書評を書くようになって、どういったとこを勧めたいか、どう自分が変わったかを書くために本へ付箋を張って読んでるとのこと。
そうか付箋! 付箋なんて使ったことなかったし、学生時代もそんなの使って勉強してますアピールしてたんだと斜めに見てたんですが、これは便利そう。
早速試しながら読書したい。