オリエンタルラジオが好きです。武勇伝ネタも好きだし、しくじり先生の偉人プレゼンは何度も見たくなるほど面白い!
そんなオリラジの中田敦彦さんが書いたこの「天才の証明」。
感想。
無職中に読んじゃうと色々試したくなって無職期間が長くなっちゃう!!
事実、さっきリクナビの人から「選考進めますか?」の電話に「いやー・・ちょっとー・・」と二の足をふんじゃった。
だって「向いてない」もん! 向いてるもんに力注げば伸びるだろうけど、力の注ぎようがないし頑張りたくない!
以下、気に入った内容。
本書では繰り返し「向いてるところを伸ばせ」と語られています。
中田敦彦(以下:あっちゃん)は
今のお笑いに対する評価軸として、「漫才」「コント」「大喜利」が重視されているように思うからです。
しかし、あっちゃんはこれらが不得意。じゃあ笑いの才能がないのか。
違う。自分には才能があると言い切ります。
ただ、今のお笑い界の価値観の中では、才能と呼ばれてないだけで。
「分析力」こそがあっちゃんの才能です。
お笑いは時代によって求められるものが変わります。漫才→コント→ショートコント→ショートネタ→一分ネタ→それよりも短いものへ(vineとか)
なので1分のネタを学生時代から数多く作り上げた。
また、その分析力から漫才も「リズムネタ」と判断します。音声による刺激で感情を揺さぶるエンターテインメント。掛け合いによるテンポで感動させる漫才も、本来リズムネタなんです。
そうした分析力で出来上がったものが武勇伝ネタ。時代のニーズ、漫才もリズムネタと言い切るあっちゃんが才能を発揮して作り上げたものがヒットしました。
でもこの「分析力」というもの、お笑いの才能とは認められづらいですよね? 事実あっちゃんも漫才で結果を出したいと頑張ってみました。
でも、難しかった。70点ぐらいはいけるけど、100点には届きそうにない。周りを見渡しても自分たちより面白い人達がいっぱいいる。
だから切り捨てます。自分に向いているオンリーワンを見つけ、伸ばしていくことが大事だと言っています。
勝てるところを見つけ、勝てる場所を探す。
「好きなこと」の力は大きいです。好きこそものの上手なりとばかりに喜んで努力ができます。
ただ行き詰まることや能力不足を感じることもあるでしょう。そうしたら、その「好きなこと」が他の場所で活かせないか考える。
もしかしたらその場所では自分が持つ「好きなこと」の能力は普通かそれ以下かもしれませんが、他の場所ではとてつもないことかもしれません。
場所も大事です。「ここがダメなら、ここがある」と模索するのを諦めないでください。
自分を変えるな、ルールを変えろ
以上、特に気に入ったところです。その他、時代を掴むことの重要性なども語られています。
自分に向いている、自分が持っている能力ってなんだろうと考えたくなります。好きなことはネットとかゲームは一日中見てるけど、これは真ニートの方々には劣る気がする。
読書もゲームにかまけてやらないこともあるし・・・。どこかの分野の人にしてはめっちゃ本読むよね! とかが目指せるのかな?
人と話すのは好き。酔っ払ってたらなお好き。でも面白くない人は嫌い。面白くさせる? インタビュー技術はどうだろう。それをブログに書く。
受けてくれる人いるかなー。そこらへんで知り合った人と居酒屋でインタビューっぽく飲む。
インタビューコント。ブログにする。どうかな?
初対面と知り合うハードル高いなー。でも少しやってみたい。
自分の才能が何か、もっと探りたい。考えたい。
はー、もっと無職がしていたい。