どうもVtuberなりたいおじさんことヨコヤマです。
最近LGBTQのことに関していろいろ興味が出てきました。
そんな中でちょっと気になる話題があったのでご紹介します。
LGBTの方に使うのは「He」?「She」?
LGBTQとは
- Lesbian(レズビアン):女性同性愛者
- Gay(ゲイ):男性同性愛者
- Bisexual(バイセクシュアル):両性愛者
- Transgender(トランスジェンダー):性自認と身体的性や周りから見られる性が異なる状態
- Questioning(クエスチョニング):性自認や性的指向が定まっていない、もしくは意図的に定めていない。
- Queer(クィア):LGBT全般
のことでいわゆる性的マイノリティー(セクマイ)を指します。
さて、中学とかで僕たちは英語を勉強したと思いますが、
- 男性は「He」
- 女性は「She」
と習ってきました。
それってLGBTQの人たちにも使っていいの?
例えば、体は「女性」だけど性自認は「男性」の人がいるとします(トランスジェンダー)。
その人のことを「She」と言って良いのでしょうか?
性自認の通り「He」と言ったほうが良いのでしょうか?
「they」という選択肢
実は「they」という代名詞が使えます。
何故かと言うと「その人のジェンダーに関する情報が含まれてないからです(ジェンダーニュートラル)」。
「He」だと彼、「She」だと彼女というジェンダーの要素がありますが「they」にはありません。
なので全般的に使うことが出来るのです。
誤解として「they」は複数のときにだけ使えるというのがありますがこれは間違いです。
127年の歴史がある「アメリカ方言学会」は2015年の言葉として、ジェンダーニュートラルな意味で単数形の「they」を認めました。
「He」「She」を使って欲しいLGBTQもいる
ただし注意点として、「He」「She」という代名詞がしっくりくるLGBTQの人もいます。
LGBTQだからと言って絶対に「they」を使わなければいけないわけではありません。
アイデンティティを示すものとして「they」が使えるということで、LGBTQを「they」という代名詞に閉じ込めることではありません。
その人にとって何が正しいか
「LGBTQだから」という理由だけで「they」を使うのではなく、「この人はどういう人間か、どんなジェンダーか」を配慮しながら、何を使うべきか考えていってください。
それが相手のジェンダーを考える第一歩となると思います。
諸説ありますが日本におけるLGBTQの割合は「13人に一人」とされています。
ですが実際はそれよりも多いのではないかという意見もあり、もしかしたらあなたの周りの10人に1人以上LGBTQかもしれません。
不用意な何気ない一言が人を傷つけてしまいます。
代名詞なんて日本語では馴染みがないかもしれませんが、その使い方で傷つく人もいる。
自分の周りの人を傷つけないためにも、今LGBTQを意識するということが必要なのかもしれません。
以上です。読んで頂きありがとうございました!
Vtuberなりたいおじさんことヨコヤマでした。
またよろしくおねがいします。