どうもヨコヤマです。
最近めっぽう暑くなってきたので食欲が落ちてきた人もいると思います。
そんな方のために「浦里」という料理をご紹介したいと思います。
「浦里」てなに?
「浦里」とは大根おろしに薬味を混ぜただけの料理です。
もともとは江戸時代の遊郭で花魁が客に出していた料理。
創作作品では池波正太郎作品の「その男」や、最近では「くーねるまるた」の9巻にも登場しています。
この料理が火も使わず混ぜるだけなのに簡単でおいしい!
ごはんにのせてもお酒のおつまみで食べても嬉しいものとなっています。
材料
- 大根 15cmぐらい
- 海苔 好きなだけ
- かつおぶし 好きなだけ
- 梅干し 3粒ぐらい
- 大葉 好きなだけ(今回なかったのでカイワレ大根を使用しました)
たいへんアバウトなレシピですが材料は多くても少なくても 大失敗はしません。
強いて言うならかつおぶしは多すぎるとモサモサしてしまうので、気持ち少なめに入れて足りなければ後で追加する形が安全です。
レシピ
1,大根は皮を剥いておろします。
忘れないで欲しいのが、おろした大根はザルに入れて水気を切ってください!
この料理ここだけがポイントです! コレ以外は失敗するところが無いのでここだけ注意してください。
ギューっと押さえなくても大丈夫。ザルに入れてチャッチャと水分を切るだけで構いません。
これをしないと水っぽくなって料理然としないので、ここだけは忘れずに行ってください。
2,梅干しは種をとって細かく刻んで、大葉は千切りにしてください(今回はカイワレです。分かりにくくてすいません……)。
3,海苔はざっとちぎり、2と一緒に大根が入ったボウルに入れてください。
4,ざっと混ぜて完成です。醤油をかけて召し上がってください。
感想
これ以上無いぐらい簡単なのに複雑な味がして美味しい!
メインは大根おろしなのでさっぱりしているのですが、かつおぶしや海苔の旨味、梅干しの酸味が渾然一体となって1品料理としてちゃんと成立しています。
野菜ばかりなのでサラダ感覚の献立としても使えるの便利です
アレンジとして、そうめんに麺つゆと一緒にかければぶっかけそうめんになりますし、揚げ物に添えても豪華なおろしカツになるので応用が効きそうです。
- 夏バテで食欲が無い
- 野菜のレシピを増やしたい
- 江戸時代からの料理を再現したい
という方にオススメです!
是非試してみてください!
以上です。読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になれば幸いです。
ヨコヤマでした。