どうもヨコヤマです。
今回は「衛宮さんちの今日のごはん」の1巻読了。
こんな世界がずーっと続いて欲しいと思えるFateスピンオフ作品でした。
衛宮さんちの今日のごはん (1) (角川コミックス・エース)
内容紹介
衛宮士郎が自慢の手料理で、冬木の住人やサーヴァントたちをほっこりさせちゃいます! 詳細なレシピも付いて、だれでも士郎の手料理を同調開始(トレース・オン)!
平和なFate世界
聖杯戦争は行われた?が全員無事な冬木市が舞台。
士郎はセイバーと暮らしてるし、桜も甲斐甲斐しく衛宮邸に通い家事を手伝っている。
ランサーは商店街でバイトしてるし、キャスターは葛木先生と新婚ぐらし。
そんな理想のFate世界がごはんを中心として描かれています。
第1話 あったか寄せ鍋
真冬に士郎&セイバー、桜&ライダー、タイガと一緒に寄せ鍋を囲むお話が第1話。
士郎の出迎えに玄関まで来るセイバーがとても愛おしい。
真冬で一人衛宮邸で留守番するのって寂しいよなーって思うけど、セイバーのことだからそれもまた鍛錬なのでしょう。
一人で留守番は大丈夫でも、お鍋が無くなると寂しい。かわいい。
第2話 鮭ときのこのバターホイル焼き
ランサーが料理をねだるお話。商店街で働いてるランサーマジ良き兄貴。
ランサーのスッパリした感じ、本編でもhollowでも大好き。
特にhollowでのスカサハとの修行話。釣りしながらけっこう重い話(自分が死ぬまでの)をアッケラカンとしてくれるの、かなりお気に入りで何回もシーンリプレイでやりました。
第3話 春のちらし寿司
イリヤが着物を着てひな祭りを祝われるお話。
イリヤが食べてる姿をみんなで見守るのほんとに家族感が出てて微笑ましい。
でもそちらのイリヤさん……士郎さんより年上なんですよね。
第4話 春野菜とベーコンのサンドイッチ
士郎がアサシンにお供え物をする話(違う)。
ちょい役だけどネコさん好き。
TYPE-MOON界隈でよく出てくる本名呼ばれるの嫌いキャラ。
青崎青子しかり戸馬的しかり。
実はかなりの実力者なんじゃと睨んでます。
第5話 たけのこグラタン
桜が慎二のためにグラタンを振る舞うお話。
慎二嫌いな人多いかもですが、自分はhollowの衛宮邸に遊びに来る慎二を読んで許しました。
究極に素直になれない子。
第6話 はじめてのハンバーグ
子ども時代の士郎がキリツグにハンバーグを作るお話。
fate本編でキリツグがずっと「じいさん」呼ばわりされてて、どんだけ老けてるんだと思ってたら本書を見てビックリ!
キリツグ、変わってませんやん……。
確か雰囲気がじいさんっぽいって理由でそう呼んでたんだっけ?
ちょっと酷じゃないですか士郎さん……。
第7話 さらりと頂く冷やし茶漬け
士郎&セイバー&凛がわくわくざぶーんに遊びに行った話。
プール遊びは心に贅肉にならないんですか凛さん?
第8話 遠坂さんの五目炒飯
凛と桜の姉妹が炒飯を一緒に作るお話。
料理のために髪を纏める凛さんきゃわわ。
あと中華料理の腕なら士郎より凛の方が上っていう設定、覚えてる人いるんだろうか?
第9話 秋の味覚-キャスター和食修業編-
キャスターが葛木先生のために料理修行するお話。師匠は士郎。
キャスターを警戒するセイバーは本編のセイバールート見ると納得。
でもキャスターは純粋にセイバーを気に入ってる部分もあるので、この世界線では何とか仲直りしてくれたらなあ。
料理もキャラも丁寧に描かれた良作
丁寧に描かれている料理描写や温かい雰囲気、キャラクター同士のほんわかする関わり合い等、スピンオフとしてかなりレベルが高いものとなっています。
Fateをあんまり知らないよという方にもオススメできる良い作品でした。次巻も平和なやり取りが見れそうで楽しみです。まる。
一成。君だけは変わらない。