【アルコール依存症】飲酒量低減薬「セリンクロ」服用した感想

どうもヨコヤマトグチです。

自分はプロフィールに書いている通り、アルコール依存症の治療のために病院へ通っています。

そしてこの間「セリンクロ」という新しい薬が処方されたので、服用した感想を書いてみたいと思います。

「セリンクロ」って何？
- どんな人が服用するの？
- 服用した感想

「セリンクロ」って何？

本剤は、飲酒の1～2時間前に服用することで、中枢神経系に広く存在するオピオイド受容体調節作用を介して飲酒欲求を抑え、アルコール依存症患者さんの飲酒量を低減する薬剤です

www.otsuka.co.jp

オピオイド受容体なんて言われてもよくわかりませんがお医者さんの説明では、

「アルコールで満足を感じるボタンが固くなってるから、それを半押しして満足しやすくさせてくれる薬」

とのこと。

断酒薬や抗酒薬のように気持ち悪くさせて断酒させる薬ではなく、あくまでお酒の量を減らすための薬。

つまり節酒を目的とした薬です。

どんな人が服用するの？

アルコール依存症と診断された方
断酒ではなく飲酒量を減らすことが目的の方
大量飲酒が習慣の方
お酒を飲む量を減らしたい方

そして

アルコール離脱症状の緊急治療が必要では無い方

バッチバチにアルコール依存症で、生活までアルコールに呑まれている方にはあまり向かないようです。

服用した感想

服用は飲酒する１～２時間前にしてください。

結論ですが、僕はメチャクチャ効きましたがかなり気持ち悪くなってしまいました。

効き方に関しては以下の感じ。

いつもはお酒を飲む時間になっても「別に飲まんでもええな」って感じで余裕でした。

そのおかげで飲酒せずに寝れたんですが、夜中に目が覚めてしまう。

そしてトイレへ直行。嘔吐してしまいました。

この時点で薬が効いてるボーッとした感じがあり、お酒を飲みたいとは思いませんでしたが嘔吐感が止まらない。

そのせいで何度も起きてトイレ→嘔吐を繰り返してしまいました。

効き目は12時間ぐらい。かなり辛かったです。

そして以下がセリンクロを初めて飲んだ時のツイートです。

セリンクロ錠飲んでみました。
飲酒の１～２時間前に服用するので17時に服用済み。それからきっちり1時間経った18時に飲酒しています。
— ヨコヤマトグチ@ブログ＆ボドゲ好き (@kakukakusik) 2019年4月10日

服用してから50分ぐらいしてから少し眠い。でも疲れか薬のせいかわからん。
正直飯食ってもう寝たい、ていう気分になってる。
正確には「白飯食ってもう寝たい」
白飯食ベる時はアルコール飲まない自分ルールがあるので、この気分はアルコール飲みたくないに近い。
— ヨコヤマトグチ@ブログ＆ボドゲ好き (@kakukakusik) 2019年4月10日

18時。少しぼーっとするような。アルコール摂取して回る感じに近いかも。この時はシラフ。多分薬の影響。
あんまり飲む気分はのらないけど、実験的に飲酒してみる。本当に摂取するアルコール量は減るのか。
— ヨコヤマトグチ@ブログ＆ボドゲ好き (@kakukakusik) 2019年4月10日

飲む気を振り絞り、いつもどおりジンをストレートで50mlぐらいで飲む。
回るのが早い気もするけど、ジンは結構早めに回る。なにせ度数が高いから。
回るというか、頭の一部がマヒする感じが早々にキテる。
— ヨコヤマトグチ@ブログ＆ボドゲ好き (@kakukakusik) 2019年4月10日

一人で飲んでベロベロになり始めると自分の思索の内に潜りつづけちゃうやつ。あれが早々に出てきちゃう。
いつもは飲酒時間ラストに来ることが多いので、確かに飲む量少なくココに来れるならアルコール摂取量減るかも。
— ヨコヤマトグチ@ブログ＆ボドゲ好き (@kakukakusik) 2019年4月10日

意識ははっきりしていて、酩酊感も無く足取りも確か。
ただ頭の一部がマヒしてる感覚があるのみ。
呂律が回らなくなるとか、すぐベロベロになるとかじゃなく、酔った時の「周囲を気にしなくなる感じ」を再現してくれてるのかも。
— ヨコヤマトグチ@ブログ＆ボドゲ好き (@kakukakusik) 2019年4月10日

「気が大きくなる」「急に泣き出す」「いつもは喋らないのに酔ったら饒舌」
よくあるこれらは、アルコールによって自分への意識のベクトルが大きくなった、ていう風に解釈してる。
つまり「自分にいっぱいいっぱいで周りを気にしてられないからリアクション取り繕えませんよ」。全然つまってない。
— ヨコヤマトグチ@ブログ＆ボドゲ好き (@kakukakusik) 2019年4月10日